暖かく、やさしい色合いのパッチワーク。
最初のコツさえ分かれば、きっとあたなにも作れます。
今回はオクタゴンのランチョンマットを見本にパッチワークの作り方を解説していきます。
ぜひ楽しいパッチワーク作りに挑戦してみて下さい。
パッチワーク基本塾のブログ記事
パッチワークのそれぞれの基本手順を、写真付きでブログで詳しく紹介しています。
下のランチョンマットの作り方と併せて、参考にしてみてくださいね
オクタゴンのランチョンマットの作り方
Step.1
必要な材料を揃えます。
キット、キルト芯、方眼紙、鉛筆、ハサミ、針と糸、コンパス、定規など (キルトボードがあると便利です)
Step.2
型紙を作ります。今回はコンパスで八角形を描いて型紙を作ります。
Step.3
生地の裏側に型紙を写し、約7㎜の縫い代をつけて生地を裁ちます。
Step.4
すべてカットできたら間違いがないか一度並べてみましょう。
Step.5
2枚合わせてマチ針をさし、角の一目隣に針を入れて角に返し、最後も角の印から一針返して玉止めをします。
Step.6
隣同士の八角形を合わせて縫います。
Step.7
八角形の列ができたら、正方形をつないでいきます。
Step.8
八角形の辺と正方形の辺を合わせてマチ針で留めて縫い、角まで縫ったら一目返し、次は赤い点同士をマチ針で留めます。
Step.9
針を角に入れ、次の辺に入ったらもう一度一目返し縫いします。角まで縫ったら一目返します。
Step.10
同じ要領で正方形をつないでいきます。
Step.11
八角形の周りに正方形と三角形をつけます。
Step.12
ここまでつないだら一度アイロンをかけて縫い代を倒します。アイロンは、厚みが偏らないように注意するのと、今回は八角形が浮き上がるように倒しています。
Step.13
周囲のボーダーを、辺が短い方から、①→②→③の順につなぎます。
Step.14
縫い代はアイロンで倒しているので、今回は上から踏むようにまっすぐ縫います。
Step.15
トップがつながりました。ここでも、アイロンで縫い代を倒しておきます。
Step.16
キルト芯を貼ります。当店では片面接着芯を使用しています。
つなぎ終わったトップより、ほんの少し余裕を持たせてキルト芯をカットし、糊のついたザラザラの面をトップの裏に当て、アイロンで接着します。アイロンを当てたまま動かすのではなく、少しずつ押さえていきましょう。
Step.17
キルト芯が貼れたら裏布を重ね、中央から外へ向かってしつけをかけます。中央の辺りに針を入れ、すぐ隣に出し、外へ向かって斜め下に針を入れ、大きく一目隣に出す、と繰り返していきます。
Step.18
同じ方向にばかり縫っていくと、裏布がずれたりするので、一筋しつけをかけたら、次は中央から反対方向へ縫い進めるようにかけます。
Step.19
しつけがかかりました。しつけが終わったら、出来上がり線とキルトラインを引きます。水やアイロンで消えるペンを選びましょう。
Step.20
今回は中央のハートのキルトから始めます。キルトは同じ方向に向かってではなく、一本縫い終わったら次は対角線になるような感じで、中央付近から始めます。生地がずれたり寄ったりするのを防ぐためです。
Step.21
キルトも、引きつれないように時々トントンと叩くようにしながら縫い進めます。
Step.22
パイピングをつけます。出来上がり線にパイピングの縫い線を合わせて置き、マチ針でとめます。最初の端を7㎜ほど折っておき、折った部分の端から縫い始めます
Step.23
今回のマットは角が丸いので、マチ針を多めに打って縫い進めます。
Step.24
ぐるっと一周縫い、最初に折った部分に重ねて1cmほどの部分で余分なパイピングは切ります。重ねた部分を最後まで縫います。
Step.25
パイピングが表側にだけついた様子です。
Step.26
ここまで付いたら、パイピングの輪郭に合わせてトップの生地・キルト芯・裏布を切り落とします。
Step.27
切れました。
Step.28
縫い始めの部分は斜めのラインをかがって、端から少しはみ出る三角の部分は切り落としておきます。
Step.29
パイピングを裏布の方へ向かって倒し、折り込んでマチ針で留め、かがっていきます。
Step.30
完成です!!